アメリカは寄付精神を調べてみた。

これら米国の寄付総額は23兆円とわが国のそれの100倍以上に上るという

私は米国における寄付の精神とは「強者が弱者を助ける」といったジェントルマンシップあるいは騎士道精神への憧れと実践であり、階級社会と決別した米国の特に富裕層においていわば美徳あるいは規範として、彼らの心を強く捉えているように感じる。一般的に、米国には功利主義がはびこっていると見られがちであるが、日本で失われてしまった高邁な精神が社会に強く根ざしている点は、わが国でも見習うべきであると考える。